食育のススメ(三色食品群)
- 2024年9月17日
- 星空栄養だより
まだまだ残暑厳しい日々ですが、蝉の声も落ち着き、ふとした瞬間に秋の気配がしますね。
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋・・・楽しそうな言葉がたくさんですが、今回は「食育」について考えたいと思います。
皆様もご存じ、食べることは生きる上で欠かせないことですが「食育」とは食べ物や食事に関する知識を学び、食への関心興味を育むことで、子どもたちが一生を通じて健康的な生活を送れるようにするための教育です。
これらを踏まえると食事中に食べ物の話をすることも良いですが、絵本を通じて食べ物の話をしたり、台所でお手伝いをしたり、野菜を育てたり、味覚狩りをしてみることも十分な食育ですね。
難しいことはしなくても、食材に触れる機会を増やすのも大切です。すると子どもたちは食べ物をより身近な存在として捉え、自ら進んで「食べる」ことが育まれるようになります。
プランターでミニトマトを育てたり、台所で玉葱の皮むきにチャレンジしたり、すり鉢でゴマをすってみたり・・・。
幼児期になると更に詳しく「三色食品群」について話をしてみるのもお勧めです。
保育園や幼稚園でもされている取り組みですが、食べ物の働きを知ると自然と子どもたちは自分で栄養バランスを考えられるようになるので驚きです。
三色食品群はイラストにあるように食べ物の働きを色別に分けたものですが、子ども向けに作られた絵本もあるので紹介します。
(たべるのだいすき!ーみんなげんきー吉田隆子 作/せべまさゆき 絵)
秋は一日が長く感じられることも多いと思いますが、親子で楽しい食育に取り組み、笑顔で食卓を囲んでみて下さいね。