水分補給について
- 2024年2月13日
- 星空栄養だより
大人、子どもに関わらず寒い日が続くとどうしても水分をとる機会も減ってきてはいませんか?
私たちの細胞内で起きている化学反応には水が必要です。毎日、体の老廃物を外に出すためにも水分補給は欠かさず行いましょう。
特に子どもは体が水を必要としていることを感じる、脳の口渇中枢や水分調整をする腎機能が未熟であることなどから「喉が渇いた」と感じないことがよくあります。
喉が渇いていないからといって水分をとらずにいると急に気分が悪くなってしまった・・・なんてこともよくある話です。
「喉が渇いた」「水がほしい」という自覚がなくても一日の中での水分補給は欠かさず行いましょう。
とは言え、ガブガブと一気飲みをするのではなく
●ちょこちょこと3口ずつ程度で●20~30分おきに
飲めるとよいです。
10歳のお子さん(平均体重38kg)でも日常生活では1日1.5Lの水分補給が理想です。
(暑さの中で運動する場合は該当しません→これでは不足)
各年齢別に応じた水分補給については以下を参考にして下さいね。
【飲料水+食事からの一日に必要な水分量の目安】
新生児:1kg(体重)あたり約50〜120ml
乳児:1kgあたり約120〜150ml
幼児:1kgあたり約90〜100ml
学童:1kgあたり約60〜80ml
(参考文献:「水の健康学」/藤田紘一郎)
また水分はできる限り水やお茶でとるようにし、糖質やカフェインの入っていない飲料を選びましょう。
近年は気候変動もあり、冬場もですが昔と比べて空気が乾燥しやすくなっています。
それらも踏まえて大人も子どももこまめな水分補給を心がけましょう。