「食べられるようになる」ための⑩のステップ
- 2025年3月12日
- 星空栄養だより
お子さんが「食べられない」物がある時、「一口だけ食べて」と声をかけていませんか?
大人から見れば「ほんの一口」ですが、お子さんにとってはその「一口」が、とってもハードルが高いんです。
目に見える結果として「食べる」という結果をすぐに求めがちですが、実はそこにたどり着くまでにいくつかのステップがあります。
①苦手な物や知らない食材がある
②食卓に並んでいる
③親が食べている
④食べ物に関心が出てくる
⑤食べ物の情報を得る
⑥食べ物に興味がわく
⑦試しに匂いを嗅いでみる
⑧ペロッと味見する
⑨一口食べる
⑩自分用として食べる
⑦までは全く口にしていませんが、お子さんの心の中で食べる準備をしている状態です。
今はどの段階にいるのかをよく観察して、何をしてあげるべきか考えましょう。
お母さんが食べているのをじっと見てきた時は「これを食べるとこんないい事があるんだよ」「この前TVで見た食べ物だよ」と情報をどんどん与えてあげて下さい。
まずは「食卓に当たり前にある食材」「知っている食材」を増やしてあげる事が大切です。
そして、匂いをかいでみた、ペロッとなめてみただけでも、たくさん褒めてあげて下さい。
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