家庭でできる食中毒の予防法
- 2024年1月23日
- 星空栄養だより
寒くなり、感染性胃腸炎に注意の必要な季節になってきました。
かかられるお子さまも増えているので家庭でできる対策法についてお話ししますね。
まずはできることから見直してみましょう。
①食品は新鮮なものを選ぶ。
②肉や魚は汁がもれないよう、購入時に個別でビニール袋に入れて冷蔵庫へ。
③冷凍食品は室温での解凍は避け、電子レンジや冷凍庫で解凍。一度解凍したものは再冷凍せず、使い切りに。(あらかじめ小分けにして使用すると良い)
④まな板と包丁(できればスポンジも)は「生肉・加熱用鮮魚など加熱する食材用」と「サラダ用野菜や調理済み食品など加熱しないで食べる食材用」の2つは用意。
⑤電子レンジを使用するときは均一加熱(場所を変えるのも〇)
⑥キッチンは整理整頓・清潔に。
⑦必ず手洗い。調理前だけでなく生肉を触った後などもこまめに洗うことで、他の食材に付着しないようにする。
⑧生鮮食品や残った食材はすぐに冷蔵庫(冷凍庫)へ。(清潔な容器やラップを使って冷蔵保存)日の当たる場所や常温保存はNG。
⑨必ず十分に加熱して食べる。(中心が85℃以上90秒以上加熱することでほどんどの菌が死滅。沸騰後にキッチンタイマー等で2分以上測るのもお勧め)
残った食材も再加熱する。ふきんや調理器具は漂白剤や熱湯を用いて消毒・殺菌する。
⑩調理後2時間以内の喫食を心がける。
いかがでしたでしょうか?
この他にも、家族全員が手洗い・うがいを徹底することも大切です。
できることから対策し、寒い冬を乗り越えましょう。