楽しく食べるには?②
- 2024年8月28日
- 星空栄養だより
前回の「楽しく食べるには?①」に引き続きの内容です。
前回は、食事中に動き回る、食べ物を投げる等の困った行動に対し、「注目しない」逆に好ましい行動をした時は「ほめる」ということをご紹介しました。
今回心がけていただきたい事は・・・
☆指示は具体的にする
「いいかげんにしなさい」「なんで食べないの」「お行儀よくして」等の指示ではお子さんには伝わりにくいです。してほしい行動の内容を具体的に、おだやかな気持ちで近づいて、静かに伝えましょう。
例えば・・・
・座ってたべよう
・お皿をたたいたら、割れるからだめよ
・このおかずを、あとスプーン1杯だけ食べよう
という風に、具体的に説明しましょう
☆やる気をひきだす声かけを
・食事の時間が近づいたら、「もうすぐお昼ご飯だよ。時計の針が12にきたら、片付けよう」「あと3回やったら、お片付けしよう」等の予告をしてあげると、気持ちの準備ができます。
・「おやつはバナナとリンゴどっちがいい?」と、本人に選択させてあげると食べる意欲がわきやすいです。
・「ご飯の時間が終わるまで座っていたら、あとですきなテレビをみれるよ」等の「~したら~できるよ」の声かけもやる気を引き出しやすいです。