楽しく食べるには?③
- 2024年9月4日
- 星空栄養だより
なかなか食事が進まない時は「どうして食べてくれないの?」と悩み、保護者はイライラ→こどもはストレスを感じるという悪循環に陥ってしまう事が多いです。
まず、食べてくれない理由を探る事が、とても大事です。
☆こどもにとって新しい食べ物はモンスター!?
特に、用心深い・心配性・気が散りやすい性質のお子さんは、食べ慣れないものが怖いと感じています。
☆こどもは食べることの初心者
・口に入れない
・入れても出してくる
・かじったり、かんだりしない
・丸飲みする
・投げる
・スプーンやフォークを上手く使えない
このような状況はよく見られますが、多くはまだ食べる事に慣れていないだけです。見守ってあげましょう。
ただ、保護者が食べさせることをあきらめ、毎回同じものを出し続けているとこどもは飽きてしまい、いつまでたっても食べられるものの種類が増えません。
親子共に気持ちのゆとりがある時に、少しづつ新しいものにチャレンジしましょう。
☆強制せず、楽しい雰囲気で
「せっかく作ったのに」「なんで食べないの」「これだけ食べて」という言葉は強制になってしまいます。
まず保護者の方が食事を楽しんでいる姿を見せ、お子さんが食べ物に興味を持ったら、褒めてあげましょう。
1~2才のお子さんには「かみかみしてね」「さくさくしてるね」「ふわふわだね」という風に擬音語を使うと、伝わりやすくなります。