観察してみましょう!離乳食期のお口の動き
- 2025年5月21日
- 星空栄養だより
離乳食を食べている時、赤ちゃんのお口はどんな風に動いていますか?
離乳食は月齢だけでどんどん進めるのではなく、赤ちゃんのお口の動きをよく観察し、発達に合わせて進めてあげる事が大切です。
☆初期(5~6ヶ月)
舌の動き→前後のみ
食べ物を口にためて舌でのどの奥に食べ物を送り、ごっくんと飲み込みます。
下唇が上唇の下に入る状態になり、口角はまだ動きません。
☆中期(7~8ヶ月)
舌の動き→前後、上下
上あごに舌を押し当ててモグモグと口を動かし、口の中に入れた食べ物をつぶして食べられるようになります。
口角は左右同時に動きます。
☆後期(9~11ヶ月)
舌の動き→前後、上下、左右
食べ物を舌で動かして奥に送りこみ、奥の歯茎で噛みつぶして食べられるようになります。
口角は左右片側ずつ動き、上下の唇をねじって片側でかめるようになります。
☆完了期(1才~1才半)
舌の動き→自由自在
食べ物を舌でまとめて奥の歯や歯茎に送って噛みつぶす事ができるようになります。
目で確認した物を手に取るという目と手の強調運動も完成し「手づかみ食べ」や「かじり取り」が上手になります。
「適した硬さや大きさがわからない」「心配事がある」という時には、お気軽に栄養相談をご利用下さい(ご予約優先)
栄養相談 水曜日 14:30~16:00