離乳食初期~中期 スプーンの使い方
- 2025年2月5日
- 星空栄養だより
☆上あごになすりつけるのはNG
赤ちゃんが「あーん」と口を開けた時、確実に食べて欲しいと思って、スプーンを舌の真ん中に置いたり、上あごになすりつけてしまう事がありませんか?
実は、口に入ってきた食べ物を最初に感じ取るのは「くちびる」なんです。くちびるがセンサーになって、食べ物の大きさ・かたさを感じ取り、何回噛まなければならないか、どう飲み込むかを判断しているのです。
正しいスプーンでのあげ方は以下の4ステップです。
①下くちびるをスプーンで軽くトントンしてあげる
②赤ちゃんがくちびるでスプーンをはさむ
③赤ちゃんが上くちびるで取り込む
④スプーンを水平にゆっくり引き抜いてあげる
母乳やミルクを飲む時は舌の奥の方を使っています。食べ物も奥の方に入れてしまうと、そのままごくっと飲み込んでしまう習慣がついてしまいます。舌がよく動くのは先端なので、食べ物は舌の先端にのせてあげましょう(モグモグの練習はここから始まります)。
☆最初の頃は、くぼみの浅いスプーンを使いましょう。
☆ちなみに、「ひとさじから始める」「ひとさじずつ増やす」のひとさじは、計量スプーンの小さじ1の事です。離乳食用スプーンでは3~4さじにあたりますので、ご注意下さいね。
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