食事のマナー
- 2024年1月10日
- 星空栄養だより
成長するにつれ、つかまり立ちができるようになると、どこでも立ち上がりたくなるのが自然な姿です。
しつけを気にするあまり食事の時間に怖い顔をしていたり、強制的に座らせようと躍起になると食事の時間も楽しいものではなくなってしまいますよね。
豊かな食育のためにもそこは避けたいところ。この時期はお行儀を強要するよりも、楽しみながら食事に集中できる環境を整えることが大切です。
ココを確認!椅子とテーブルのチェックポイント
※お腹の位置にくるようクッションなどで座面を調節するのもOK。足の裏は宙ぶらりにならないよう注意。
食事に集中できる環境って??
好奇心旺盛な1~2歳児は食事に興味を向ける工夫で集中できる時間を増やします。
食卓で「これは何?」「どれが好き?」などと今日の食材を話題にするのも良いですし、食事の時はテレビを消し、おもちゃを片付けて食卓まわりをスッキリさせるのも習慣にしたいものです。
3歳までは座ってきちんと食べることは難しいので、大人と一緒に楽しい時間を過ごせるよう、ある程度の時間までと区切りもつけましょう。(30分程度)
お店へ買い物に行くときに一緒に食材を選んだり、お手伝いをしてもらうことも良い経験になります。
食への興味やマナーは、根気よく繰り返し伝えることで育まれるものです。
成長とともに社会性も育つので焦らず食卓を囲む時間を楽しみましょう。