6月4日のむし歯予防デーにむけて
- 2024年5月14日
- 星空栄養だより
6月4日は虫歯予防デーです。日頃から食事を美味しく食べるためにも、今から歯について学び、歯を大切にしましょう!
☆身体に大切なカルシウム
骨や歯の成分であるカルシウムは99%が骨や歯を作っています。残りの1%は健康を保つ成分として身体のいたるところに分布しています。
例えば、①唾液に含まれるカルシウムはリンと一緒に歯の表面に付着し、歯を修復する、②神経の伝達を助ける、③筋肉を収縮する、④心臓の鼓動を一定に保つ⑤止血する、など命に関わる重要な働きがあります。血中のカルシウムが不足すると骨から補われ、高齢になると骨粗鬆症のリスクにもつながります。子供の頃から積極的にとりたいですね。
☆おいしく食べるための虫歯予防とは?
口は食べ物を砕いて唾液と混ぜ、胃に送り込む一番目の消化器官です。虫歯になるとおいしくものを食べられず、消化にも影響します。虫歯菌が食べかすから作った酸で歯を溶かすことで起こるため、食事に大きく影響します。
★虫歯を作らない食べ方
●おやつは時間と量を決めて、だらだら食べないようにする。
●適度に硬く、食物繊維の多い根菜類や昆布などをよく噛んで食べる
●規則正しい食生活をする
●清涼飲料水など、糖分の多い飲み物を常用しない
また、自分の歯は自分で大切にできるよう、幼児のお子様は1日1回でも良いので大人と一緒に歯みがきの練習をしてみましょう。