この度縁あって宝塚仁川に小児科とアレルギー科のクリニックを開くことになりました。
私が医師を志したのは祖父を癌で亡くしたことがきっかけでした。難病治療に関わる研究者になりたいと思っていました。大学在学中に小児科病棟や東南アジアの貧困地帯でボランティア活動に参加しました。こどもたちのキラキラの瞳と笑顔を守りたいと思い、大学卒業後、小児科医を目指しました。
大学病院で血液腫瘍や腎臓、神経疾患、小児病院では新生児集中治療、総合病院では小児救急、感染症等と幅広く診察にあたって来ました。
専門にアレルギーを選んだのは、自身がアトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくに悩まされていたこともありますが、間違った食事制限や治療法を選択したため良くならずに困っているこども達を多く目の当たりにしてきたことがきっかけです。常に新しい知見を取り入れ、医学的根拠に基づいた最適な治療法を選択したいと思っています。
おとなの方のアレルギー相談にも対応しております。
近年、こどもの発達の凸凹で悩んでいる親御さん、育てにくさや集団保育で困っているお子様の相談を受ける機会が多くなりました。私自身母親になり、育児をしてきた中で共感できるところもたくさんあります。児童精神科での発達外来の診療経験を活かして、乳幼児~小学生までの発達相談も行っております。
お子様のことで気になることは、ちょっとしたことでもお気軽に相談していただけたらと思います。
~クリニック名の”星空”に込めた想い~
星空に輝く無数の星たちは、ひとつひとつそれぞれ全く個性の異なる存在です。
その星々のようにキラキラ輝ける存在である子どもたち。そのひとりひとりに合わせた、きめ細やかなフォローアップを行いたいという想いを込めて
『星空こども・アレルギークリニック』と名付けました。
どうぞよろしくお願いいたします。
院長
塚本 容子(つかもと ようこ)