発達検査とは|宝塚市西宮市仁川の小児科・アレルギー科 星空こども・アレルギークリニック

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発達検査とは|対象年齢・検査内容・費用・当日の流れ

発達検査とは|宝塚市西宮市仁川の小児科・アレルギー科 星空こども・アレルギークリニック

発達検査は、お子さまのことば・運動・社会性などの発達の様子を、遊びや問診を通して客観的に確認するための検査です。検査の種類によっては生後100日頃の赤ちゃんから受けることができ、当院では公認心理師による新版K式発達検査2020とWISC-Ⅴを予約制で実施しています。このページでは、発達検査でわかること・対象年齢・費用の目安・当日の流れを、よくあるご質問(Q&A)も交えてわかりやすくご紹介します。

発達検査とは?

宝塚市仁川の星空こども・アレルギークリニック「発達検査とは」(目的・わかること・受けるときの注意点

発達検査とは、お子さまの運動やことばの発達の様子を確認するために行われる検査です。積み木や絵カードなどの道具を使った課題や、保護者の方からの聞き取りを通して、同じ年齢のお子さまの平均的な発達と比べて「今どのあたりにいるのか」を確認し、発達指数(DQ)などの数値として表すことができます。

大切なのは、発達検査は「お子さまに優劣をつけるための検査ではない」ということです。得意なこと・苦手なことを整理し、ご家庭や園・学校での関わり方のヒントを見つけることが、いちばんの目的です。

検査でわかること

・発達や知的能力のバランス:
ことば・運動・対人関係など、領域ごとの発達の様子を数値やプロフィールで確認できます。

・得意なこと・苦手なこと:
「耳から聞くより目で見た方が理解しやすい」など、お子さまの特性が見えてきます。

・生活上の支援策のヒント:
特性に合わせた声かけや環境調整など、日々の関わり方を考える手がかりになります。

検査を受けるときの注意点

検査の結果は、その日の体調や機嫌、場所への慣れなどによって変わることがあります。数値はあくまで「その時点でのお子さまの様子のひとつ」であり、結果がすべてではありません。結果の受け止め方や活かし方については、医師・公認心理師が丁寧にご説明しますので、数字だけを見て不安になりすぎないでくださいね。

発達検査の種類と対象年齢

発達検査にはいくつかの種類があり、対象となる年齢や方法が異なります。代表的なものをご紹介します。

①新版K式発達検査2020(生後100日頃〜成人)

京都で開発され、国内で広く使われている発達検査です。「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」の3つの領域について、検査者がお子さまと1対1で、積み木や絵カードなどを使いながら発達の様子を確認します。発行元の基準では生後100日頃から成人まで幅広く実施でき、当院でも公認心理師がこの検査を行っています。当院では3歳以上のお子さんが対象です。

②遠城寺式乳幼児分析的発達検査(0歳〜4歳頃)

保護者の方からの聞き取りを中心に行う検査です。運動・社会性・言語の各領域について月齢ごとの課題が設定されており、乳幼児期の発達の全体像を短時間で把握しやすいのが特徴です。

③デンバー発達判定法(DENVER Ⅱ)(0歳〜6歳頃)

発達の遅れがないかを大まかに確認する「スクリーニング検査」です。「個人−社会」「微細運動−適応」「言語」「粗大運動」の4分野から、月齢・年齢に応じた発達の様子を評価します。

④乳幼児精神発達診断法(津守・稲毛式)(0歳〜7歳頃)

保護者の方への聞き取り形式で行う検査で、運動・探索・社会・生活習慣・言語といった軸から、日常生活の中でのお子さまの発達の姿をとらえます。

ウェクスラー式知能検査(知能検査)

発達検査とあわせてよく行われるのが、知能指数(IQ)を測定するウェクスラー式知能検査です。年齢によって使う検査が分かれています。

・WPPSI-Ⅲ:2歳6か月〜7歳3か月(就学前のお子さま向け)

・WISC-Ⅴ:5歳0か月〜16歳11か月(当院で実施しています)

・WAIS-Ⅳ:16歳0か月〜90歳11か月(高校生年代以降〜大人)

全体的なIQだけでなく、「ことばの理解」「目で見て考える力」「記憶」「処理のスピード」といった項目ごとのバランスから、得意・苦手を分析できるのが特徴です。

兵庫県宝塚市・西宮市仁川の小児科 星空こども・アレルギークリニック 主な発達検査・知能検査の種類と対象年齢一覧

当院で受けられる発達検査(検査内容)

当院では、公認心理師が新版K式発達検査2020とWISC-Ⅴを実施しています(予約制・火曜日12時〜)。3歳未満のお子さんに関しましては、遠城寺式乳幼児分析的発達検査を外来受診時に医師が行っています。

いきなり検査を受けるのではなく、まずは医師の診察(発達相談外来)で、お子さまの様子やご家庭・園・学校でのお困りごとを伺い、検査が必要かどうか、どの検査が合っているかを判断します。「ことばが遅い気がする」「落ち着きがなくて心配」といった段階のご相談も、発達相談・発達検査のページでご案内していますので、あわせてご覧ください。

 

費用の目安

発達検査には、保険診療の自己負担分のほかに、選定療養費として次の費用がかかります。

・検査予約時:検査予約料 3,300円

・検査当日:再診予約料 3,300円+検査レポート作成費(お子さまの年齢と検査の種類により異なります)

・意見書・診断書をご希望の場合は、別途文書料がかかります

初回の医師の診察は保険診療です。費用の詳細やレポート作成費については、受付または診察時にお気軽にお尋ねください。

初診から結果説明までの流れ

宝塚市仁川の星空こども・アレルギークリニック 初診から結果説明までの流れ(医師診察・インテーク・発達検査・結果説明)

①初回:医師の診察(発達相談外来) 
お子さまの発達のご心配について、医師が保険診療で診察します。

②インテーク(詳しい問診・行動観察) 
医師または公認心理師が、生育歴やふだんの様子をより詳しく伺います。

③公認心理師による発達検査 
予約制(火曜日12時〜)で、お子さまに合わせた検査を実施します。

④結果説明・レポートのお渡し 
検査の約1か月後に、医師が結果をご説明し、心理師作成のレポートをお渡しします。

①〜④で合計4回のご来院をお願いしています。(小学生以上の方で、②を検査当日に行えると判断した場合は3回のご来院です。)

まとめ

発達検査は、お子さまの発達の様子を客観的に整理し、得意・苦手に合わせた関わり方を見つけるための検査です。新版K式発達検査2020のように生後100日頃から受けられるものもあり、「何歳になったら」と待つ必要はありません。費用は保険診療の自己負担分に加えて検査予約料などがかかり、初回診察から結果説明まで合計4回程度のご来院となります。結果は数字がすべてではなく、活かし方こそが大切です。個人差も大きい分野ですので、気になることがあれば一人で抱え込まず、医療機関にご相談ください。

受診のご案内

当院は宝塚市の小児科・アレルギー科クリニックで、西宮市(北部)からも多くのお子さまにお越しいただいています。「ことばが遅い」「集団行動が苦手」「落ち着きがない」など、発達についてのご心配は、まずは医師による発達相談(保険診療)からで大丈夫です。検査が必要かどうかも含めて、一緒に考えていきましょう。

監修・医師紹介

院長 塚本 容子(つかもと ようこ) 

日本小児科学会認定 小児科専門医・日本アレルギー学会専門医。大阪精神医療センター児童思春期精神科で発達外来を担当(現任・木曜午前)し、大阪府発達障がい精神科医師養成研修修了認定を受けています。詳しい経歴は院長紹介ページをご覧ください。気になる症状は自己判断せず、お気軽にご相談ください。

よくある質問(Q&A)

発達検査は何歳から受けられますか?

検査の種類によりますが、新版K式発達検査2020は生後100日頃の赤ちゃんから受けることができます。知能検査のWISC-Ⅴは5歳0か月からが対象です。「まだ小さいから検査は早いのでは」と思われる場合も、まずは発達相談外来で医師にご相談いただければ、月齢・年齢に合った確認の方法をご提案します。

検査では具体的にどんなことをするのですか?

新版K式発達検査2020では、公認心理師がお子さまと1対1で、積み木・絵カード・簡単な質問などの課題に取り組みながら、姿勢・運動、認知・適応、言語・社会の3領域の発達を確認します。WISC-Ⅴでは、ことばの問題やパズルのような課題を通して、知的能力のバランスを調べます。遊びに近い形で進みますので、「テスト」と身構えなくて大丈夫です。

費用はどのくらいかかりますか?保険はききますか?

初回の医師の診察は保険診療です。発達検査そのものについては、保険診療の自己負担分に加えて、検査予約時に検査予約料3,300円、検査当日に再診予約料3,300円と検査レポート作成費(年齢・検査の種類で異なります)がかかります。詳しくは受付でご確認ください。

子どもが人見知り・場所見知りをするのですが、当日は大丈夫でしょうか?

検査は予約制で、お子さまのペースに合わせて進めます。体調や機嫌によって力を発揮しにくいこともありますが、その日の様子も含めて専門的に評価しますので、無理に「ちゃんとさせよう」と練習していただく必要はありません。当日は睡眠を十分にとり、いつも通りの状態でお越しいただくのがいちばんです。

検査を受けたら「診断」がつくのでしょうか?

発達検査は、それだけで診断を確定するものではありません。検査の結果は、診察での様子やご家庭・園・学校での状況とあわせて、医師が総合的に判断するための大切な材料のひとつです。診断の有無にかかわらず、お子さまへの関わり方のヒントを見つけることを大切にしています。

結果はいつ、どのように教えてもらえますか?

検査の約1か月後に、医師から結果をご説明し、公認心理師が作成したレポートをお渡しします。数値の意味だけでなく、ご家庭や園・学校で活かせる関わり方まで、わかりやすくお伝えします。