アレルギー検査を子供が受けるときの流れ|当日の進み方・時間・痛み・結果の見方|星空こども・アレルギークリニック|西宮市 宝塚市 仁川の小児科

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アレルギー検査を子供が受けるときの流れ|当日の進み方・時間・痛み・結果の見方|星空こども・アレルギークリニック|西宮市 宝塚市 仁川の小児科

アレルギー検査を子供が受けるときの流れ|当日の進み方・時間・痛み・結果の見方

「アレルギー検査を受けたほうがいいと言われたけれど、当日は何をするのだろう」「小さい子でも大丈夫だろうか」。はじめての検査は、保護者の方にとっても不安が大きいものだと思います。検査そのものは、多くの場合その日のうちに終わります。ただ、当日いきなり検査だけを行うわけではなく、症状の経過をうかがってから、必要な検査を選ぶという順番になります。

このページでは、受診してから結果を聞くまでの流れを、当日の進み方に沿ってご説明します。あわせて、結果の数値をどう受け止めればよいかもお伝えします。気になるときはご相談ください。

星空こども・アレルギークリニックの受付で、保護者とお子さまが笑顔のスタッフに優しく迎えられ、アレルギー検査の受診手続きを行っている様子

受診の前に用意しておくと役立つこと

準備がなくても受診はできますが、次のものがあると診察がぐっと進みやすくなります。

 

症状が出たときの記録

  • いつ(日付・時刻)
  • 何をした直後だったか(何を食べた、外で遊んだ、動物にさわった など)
  • どんな症状が出たか(じんましん・咳・嘔吐・目のかゆみ など)
  • どれくらいで治まったか

写真があると、とても参考になります。じんましんや湿疹は時間が経つと消えてしまうため、出ているときにスマートフォンで撮っておいていただくと、診察のときに大きな手がかりになります。

 

食べたものの記録

食物アレルギーが疑われる場合は、症状が出た日の食事の内容を思い出せる範囲でメモしておいてください。原材料表示の写真でもかまいません。

 

お薬手帳・他院の検査結果

すでに他院で検査を受けている場合は、その結果をそのままお持ちください。受け直しが必要になるとは限りません。結果を無駄にせず、症状の経過と合わせて読み解きます。

 

当日の流れ

1. 問診票の記入と受付

症状の内容、いつから続いているか、ご家族にアレルギーの方がいるかなどをうかがいます。

 

2. 診察

医師が、症状の経過をくわしくおうかがいします。ここがいちばん大切な時間です。

アレルギーの診断は、検査の数値だけで決まるものではありません。いつ・何を・どれくらいで・どんな症状が出たのかという経過があってはじめて、検査の数値が意味を持ちます。お子さまの様子もあわせて診察します。

 

3. 検査

必要と判断した検査を行います。当日その場でできるものと、日を改めて行うものがあります。

 

当日できるもの

  • 血液検査(特異的IgE抗体検査):腕から少量の採血をします。当院では生後6か月頃から実施しています
  • プリックテスト:皮膚に少量のアレルゲンをのせ、ごく浅く刺して反応を見ます。当院では新生児から実施できます
  • 呼吸機能検査・呼気NO検査:咳やゼーゼーがあるとき、気道の状態を調べます。痛みはありません

 

日を改めて行うもの

  • 食物経口負荷試験:実際に食べていただき、症状の有無と安全に食べられる量を確認します。時間がかかるため別日程になります

 

4. 結果の説明

プリックテストや呼吸機能検査は、その日のうちに結果がわかります。血液検査は外部の検査機関で測定するため、数日から1週間程度かかります。結果が出ましたら、あらためて診察でご説明します。

星空こども・アレルギークリニックの処置室で、ベッドに横になったお子さまを看護師が優しく声をかけながらサポートし、アレルギー検査(採血)を行っている様子

検査にかかる時間のめやす

受付から会計までは、混雑の状況にもよりますが、血液検査やプリックテストであれば1時間前後をみておいていただくと安心です。

食物経口負荷試験は、少しずつ食べて経過を観察するため半日ほどかかります。当院では月・火・水・金の9時からまたは14時30分からを実施枠としています。まず相談のための診察を受けていただき、その場で日程を決めて、受付で本予約をお取りいただく流れです。

 

痛みや負担はどれくらいでしょうか

  • 血液検査:腕から採血します。痛みの感じ方には個人差がありますが、時間は短く済みます
  • プリックテスト:ごく浅く皮膚を刺す方法で、痛みは少ない検査です。血液検査がむずかしい月齢のお子さまでも受けやすく、その場で結果がわかります
  • 呼吸機能検査・呼気NO検査:息を吐くだけの検査で、痛みはありません

お子さまの年齢と様子を見ながら、できるだけ負担の少ない方法を選びます。不安が強いお子さまの場合は、その日は診察だけにして、次回に検査を行うこともできます。無理に進めることはしませんので、ご相談ください。

 

費用について

アレルギーの診察・検査・治療は、原則として保険診療で行っています。お住まいの自治体によっては、小児の医療費助成の対象になる場合が多くあります。

負担額は、加入されている保険や助成の内容、その日に行う診察・検査の内容によって変わります。おおよその見込みは受診時にご説明しますので、気になるときは遠慮なくお尋ねください。

 

結果が出たあと:数値をどう受け止めるか

ここが、いちばん誤解の生まれやすいところです。

検査の数値でわかるのは感作(かんさ)です。体がその物質に反応する準備をしている状態、という意味です。

一方、実際に食べたり吸い込んだりして症状が出ることを発症といいます。感作と発症は別のものです。数値が高くても症状がまったく出ない方もいれば、数値がそれほど高くなくても強い症状が出る方もいます。ですから「数値が高い=食べてはいけない」ではありません。当院は必要最小限の除去を基本方針としており、数値だけで除去を決めることはしません。

なお、多くの項目をまとめて調べるセット検査については、当院では年齢を区切って扱っています。View39は6歳以上の患者さんに限ってお受けしており、指先の1滴で41項目を測るドロップスクリーン検査は、食物アレルゲンでの偽陽性が多いため基本的に使用していません。項目を増やすことよりも、症状に合った項目を正しく読み解くことを大切にしています。

星空こども・アレルギークリニックの診察室で、小児科・アレルギー専門医の塚本院長がアレルギー検査結果用紙を示しながら、保護者とお子さまに結果の見方や今後の方針を説明している様子

検査のあとに続くこと

検査は、それ自体が目的ではありません。結果をもとに、次のような流れに進んでいきます。

  • 食べられる範囲を確かめる:食物経口負荷試験で、症状が出るかどうかと安全に食べられる量を確認します
  • 除去を見直す:食べられるとわかったものは、少しずつ食生活に戻していきます
  • 治療を始める・整える:湿疹の塗り薬、ぜん息の吸入薬、鼻炎の点鼻薬などを、症状に合わせて組み立てます
  • 園・学校の書類を作成する:生活管理指導表などの書類にも対応しています
  • 経過を見ていく:数値も症状も、成長とともに変わります。定期的に確認しながら方針を見直します

食物アレルギーの検査や年齢ごとの考え方については、食物アレルギーの特徴や検査についてにくわしくまとめています。検査の種類ごとの違いを知りたい方は、当院でできる検査もあわせてご覧ください。

 

受診の目安

次のようなときは、一度ご相談ください。

  • 特定の食べ物を食べたあとに、じんましん・嘔吐・咳などの症状が出たことがある
  • 湿疹がなかなかよくならない、繰り返す
  • くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみが季節ごとに、または一年を通して続く
  • 咳やゼーゼーが繰り返し起こる、夜や明け方に咳き込む
  • 保育園や学校に提出する書類が必要になった

食べたあとに全身のじんましん、繰り返す嘔吐、顔色が悪い、呼吸が苦しそうといった症状が急に出た場合は、その場で医療機関を受診してください。

 

よくある質問(FAQ)

Q.予約は必要ですか。

Web予約を24時間お受けしています。混雑を避けたい場合はご予約のうえお越しください。

 

Q.検査の前に食事や薬を控える必要はありますか。

血液検査やプリックテストの前に絶食していただく必要はありません。ただし、抗ヒスタミン薬を飲んでいると皮膚テストの反応が出にくくなることがあります。服用中のお薬は、お薬手帳でお知らせください。中止が必要かどうかは医師が判断します。自己判断で中止しないでください。

 

Q.初診の日に検査まで受けられますか。

症状の経過をうかがったうえで、その日に血液検査やプリックテストを行える場合が多くあります。食物経口負荷試験は別日程になります。

 

Q.結果はいつ、どうやって聞けますか。

プリックテストや呼吸機能検査は当日わかります。血液検査は数日から1週間程度で、あらためて診察でご説明します。

 

Q.きょうだいも一緒に受けられますか。

それぞれに診察が必要ですので、お一人ずつ受付をお願いします。ご一緒の受診も可能ですので、受付でお申し出ください。

 

まとめ

子どものアレルギー検査は、症状の経過をうかがってから必要なものを選ぶという順番で進みます。血液検査やプリックテストは当日行えることが多く、食物経口負荷試験は日を改めて実施します。そして、いちばん大切なのは結果の読み方です。数値でわかるのは感作であって、発症ではありません。数値だけで除去を決めず、症状の経過と合わせて考えていきます。

あらわれ方には個人差があります。気になる症状が続くときは自己判断せず、医療機関にご相談ください。

 

受診のご案内

星空こども・アレルギークリニックは、阪急今津線 仁川駅の東口改札を出て左手すぐ、徒歩約30秒の場所にあります。宝塚市仁川エリアのほか、西宮市や甲東園・西宮北口方面からも通っていただいています。小児アレルギーを専門とする医師が、お子さまの年齢と様子に合わせて負担の少ない方法を選び、結果の読み方までご一緒に確認します。アレルギー科のページに診療内容をまとめていますので、あわせてご覧ください。

ご予約はWeb予約から24時間お取りいただけます。はじめて受診される方は初めての方へもご確認ください。

 

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監修・医師紹介

院長 塚本 容子(つかもと ようこ)(日本小児科学会認定 小児科専門医/日本アレルギー学会専門医/エピペン処方登録医/免疫療法薬登録医(舌下免疫療法)/コンサータ・ビバンセ処方登録医(ADHD治療薬)/大阪府発達障がい精神科医師養成研修修了認定)

1999年兵庫医科大学卒。神戸大学医学部附属病院小児科、兵庫県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、国立成育医療研究センターアレルギー科など、小児医療の中核施設で研鑽を積み、小児アレルギー(アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支喘息)を専門としています。大阪精神医療センター児童思春期精神科で発達外来を担当しており(現任・木曜午前)、乳幼児から小学生の発達相談にも対応しています。所属学会は、日本小児科学会・日本アレルギー学会・日本小児精神神経学会・日本小児心身医学会です。気になる症状は自己判断せず、お気軽にご相談ください。

経歴・保有資格の詳細はこちら → https://hoshizora-kodomo.com/doctor/

 

参考文献